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グループウェア(Groupware または Collaborative software)とは、企業など組織内のコンピュータネットワークを活用した情報共有のためのシステムソフトウェアである。ネットワークに接続されたコンピュータ(のユーザー)同士で情報の交換や共有、またスケジュール管理等の業務に利用される様々な機能を通じて、業務の効率化を目指したものである。様々な機能が一つのシステムに統合されており、それらが有機的に結合しながらユーザにサービスを提供する。 近年では、インターネット・イントラネットの技術向上に伴い、ウェブブラウザ を使用したシステムが主流になっている。このタイプはクライアント側が専用ソフトを必要としないため、ホストのみ設置すれば良く、初期投資が低く抑えられ、クライアントのオペレーティングシステムを選ばないという利点がある。 ==概要== グループウェアが有する主な機能は以下の通りである。 ; 電子メール機能 : 電子メールの送受信、読み書きを行える(相手が読んだかどうかも表示される) ; 電子掲示板(BBS)機能 : 電子掲示板に書き込むことで、メッセージを交換できる ; ライブラリ機能(ドキュメント共有機能) : 情報ファイル、仕様書、画像データなどを登録し、メンバー間で共有できる ; スケジュール管理機能 : 個人のスケジュール管理のみでなく、メンバーのスケジュールを共有、確認ができる ; ワークフローシステム(電子決裁)機能 : システム内で企画書や報告書などの起案-決裁ができる仕組み ; 会議室予約(設備予約)機能 : 会議室の空き状況や予約状況、設備貸し出しなどの予約状況を管理できる。主にスケジュール機能と連動している ; ファイル共有機能 : システム内に資料や写真を整理し格納しておく書庫 これらはメンバーや組織ごとに利用できる範囲を設定することができる(例:同じ課のメンバーのスケジュールは閲覧できるが、他の課のメンバーのものは閲覧できない。各課から集まったプロジェクトメンバー専用の電子掲示板・ライブラリを設置する。など)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グループウェア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Collaborative software 」があります。 スポンサード リンク
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